M&Aの新しい潮流について

最近、事業再生を終えたお客様の会社売却支援を
するケースが増えております。

それも事業承継問題が目前に迫り仕方なくというケースではなく、
あと10年、20年は第一線で経営できそうなのにです。

主な理由は2つあると考えています。

一つは市場環境が良いことです。

M&A情報が豊富なMARRのサイトを見るとわかりますが、
M&Aの件数、金額ともにリーマンショック前まで回復しています。
唯一、2000年頃のITバブル時代の金額には及びませんが。
(あの頃はサービス開始前のベンチャー企業の価値が
1ヶ月でなんと30倍に跳ね上がるなんて異常な時代でしたからね。)

主な買い手の大企業にすれば国内市場が縮小の中、
勝ち残るためにはグローバルに打って出るか、M&Aしかないですから。
主に売り手の中小企業では、経営者が60歳を超えおり、
高学歴で大企業に勤めている息子さんは企業を継がない。
事業承継問題はこれから本格化ですね。
成長路線を維持したい大企業、
事業承継に直面している中小企業にとってM&Aは最高の解決策です。

またM&Aの仲介サイトを見るとわかりますが、完全に売り手市場です。
売りたい案件1件に対し、買いたい案件は5~6倍くらいでしょうか。
このようないびつな需給バランスなので、
思わぬ好条件が提示されることがあります。

もう一つは社長の成長意欲によるものです。

M&A等で多額の個人利益を得た後に海外移住や、
セミリタイヤという経営者もおられますが、
一方でM&Aで売却益を得た後も、
売却先の経営人材としてより大きなステージで経営者として
成長したいという方が増えてきました。

いうなれば、社長の成長意欲実現のためのM&Aです。

これまでは中小企業ならではの問題(運転資金不足、人材不足等)
により成長に制約がかかっていたものが、一気に消えてなくなります。

こうすれば爆発的な成長をすると頭ではわかっていても
どうしてもできなかったことが、出来るようになります。

同時にずっと気になっている個人保証も自宅の抵当権も外れます、
もう奥様に心配をかけることはないでしょう。

さらに売却先に転籍し、売却先の経営人材として今の会社の経営を
継続しながら他グループ会社の経営をするなどの経営者としての
成長の場を確保できるかもしれません。

相応の売却益を得て、個人保証も外した後に、
経営者として思いっきりチャレンジできる
このM&Aが究極の形だと思っています。

当社では、定期的にM&Aセミナーを開催しています。
セミナー時間内で御社の売却価値がわかったり、
売却側の経営者が泣かずに済むポイント等をわかりやすく説明します。

少しでもご興味あれば、一度ご参加ください。お待ちしております。

このコラムの執筆者

常務執行役員 坂本利秋(CTP:認定事業再生士)

常務執行役員

坂本利秋(CTP:認定事業再生士)

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