『金融庁のレポートと方針』を分かりやすく解説

「地銀の6割が赤字に転落」というニュースが出ていましたね。

出典は金融庁が9月15日に発表した金融レポートです。

皆さんの経営にも大きく影響しますので、
レポートのポイントと今後どう付き合うべきか等をコメントします。

http://www.fsa.go.jp/news/28/20160915-4/01.pdf (詳細版)
http://www.fsa.go.jp/news/28/20160915-4/02.pdf (簡易版)


1.ポイント

 1)金利低下が継続する中、
  地域銀行全体として利鞘縮小を融資拡大でカバー出来ない状況。
  →そりゃ、人口減少の中、拡大路線というのは無理がありますよね

 2)顧客企業の事業の内容をよく理解し、そのニーズに応え、
  企業価値向上への貢献を通じて、
  収益を確保するビジネスモデルを構築している銀行が存在
  →存在とか言っていますが、まあ、この方向で進めという事ですね。
   金融庁としては。

 3)顧客企業も、貸出金利の低さより、
  事業の理解に基づく融資や経営改善等に向けた支援を求める傾向
  →確かにこのように顧客企業も求めているのでしょうが、
   事業理解に基づく融資と経営改善支援を進めよということです。

2.今後、地銀さんとどう付き合うべきか
 素直に上の金融庁の意向に従うと良いと思います。

 1)銀行担当者を外部の財務コンサルと考えましょう。
  情報を隠すことなく開示し、
  時間の許す限り話をし事業理解を深めてもらいましょう。

 2)情報をもらいましょう。
  こちらからこんな情報が欲しいと伝えても良いですし、
  担当者から自発的に情報が入るようになると尚良いですね。

 3)企業価値向上の助言を戴きましょう。

 4)人と案件を紹介してもらいましょう
  是非会いたいのだけれどルートが無い、提携先を紹介してほしい、
  お客様を紹介してほしい等でしょうか。


特に目新しいものではありませんが、
金融庁が明確に方向性を示しているので、
地銀さんもこれまで以上にコンサルと言いますか、
支援に力を入れてくれるものと思います。

このコラムの執筆者

常務執行役員 坂本利秋(CTP:認定事業再生士)

常務執行役員

坂本利秋(CTP:認定事業再生士)

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