不安
うまくいかないことを危惧すること。夢を持ってそれに突き進んでいるときは感じることがなく、夢もなく安楽に生きることだけを考えているときに感じるもの。
夢があるけどできるかどうか不安だというのは、夢がない証拠。夢を実現するという強い思いを持つほど不安はなくなっていく。なぜなら、たとえ今やっていることがうまくいかなくとも、何度でもチャレンジしようという気持ちになるからである。
フォーラム
他の経営者を成功させるために集まる、相互支援の会。
事業はまわりの力を自分に集めるほど、成功する確率は高くなる。そのためにはまず自分がまわりの力になることである。
10名前後の異業種の経営者によって、一つのフォーラムが構成される。月に1回程度開催され、1回につき3時間ぐらいの時間をかける。1回の発表者は一人とし、発表者は自分の悩みをすべて暴露しなければならない。他のメンバーはその悩みを解決するために、知恵を出したり、自分の経営資源を提供したりする。とにかくメンバーは全力で発表者に貢献しなければならない。もちろん、フォーラム内での話はすべて秘密とし、一切外部に漏らしてはならない。
不可能
不可能ということはない。やる前にできないと決めただけであり、自分がやろうとしないだけである。
何事も自分が不可能と思ったときにだけ不可能になる。それは努力を止めてしまうからである。
不況
企業が目先の利益に走り、社会によりレベルの高い価値・感動を提供できなくなったときに起こる経済現象
不況時ほど事業を見直す風潮は強くなるため、商品・サービスだけでなく、企業内の制度・システムなどあらゆるものを改善・向上するための最も良いチャンスになる。新たな価値・感動を社会に提供できれば、どんなに厳しい不況の中にあっても企業は必ず成長する。他の企業の見本になるときである。
不足
私たちにとって常に不足しているものが努力。
商品の開発ができないのも、売上が上がらないのも努力が足りないからである。事業がうまくいかなかったときに、「努力が足りなかった」以外の理由はすべて言い訳。
事業がうまくいかない理由、つまり問題はいくらでも見つけることができる。小さな店舗でも洗い出せば500くらい見つかるだろう。しかし、問題があることがうまくいかない理由ではない。それらを解決し、乗り越えていくための努力が足りなかったことが本当の理由である。うまくいかなければ、その問題を解決するための努力をさらにすればよい。
努力は無限にできるはず。どんなに努力しても足りないのが努力である。
不都合
自分が不都合と考えたときに不都合は生じる。自分が不都合と考えない限り不都合は生じない。
不都合な出来事というのは自分にとって価値がないと考えるからである。その出来事を改善、成長の機会と考えるならば、不都合であったはずのことでも価値があることに気づき、反対に都合の良いことになったりもする。
都合が良いか悪いかは出来事をどうとらえるのかによって決まる。
不満
会社や他人に期待したことが裏切られることによって起こる。蓄積するとストレスになる。
期待とは他人を思いどおりにしようとすることである。しかし、他人は思いどおりにならないため、不満となって自分に返ってくる。つまり、すべての不満は自分自身がつくりだしたものである。不満を解消するためには、他に期待せずに自分に期待しなければならない。
プライド
夢を捨てないこと。
自分の見栄を張ることはプライドのない証拠。なぜならば、プライドとは他人に勝とうとする姿勢ではなく、夢を実現するためにあらゆる困難に打ち勝とうとする姿勢だからである。困難に勝つためには見栄を捨てることも必要になることがある。
夢を実現するために、最も苦手なものにチャレンジしたり、自分よりも弱い者に頭を下げたりすることが本当のプライドである。
プラス受信
物事を前向き(客観的・好意的・機会的)に受け止めること。「客観的に受け止める」とは、その場の感情に流されずに冷静、客観的に受け止めることである。「好意的に受け止める」とは、相手が自分に対して言ったこと、行ったことを、好意を持って受け止めることである。「機会的に受け止める」とは、あらゆる出来事をチャンスとして受け止めることである。
私たちは、プラス受信をすることによって、いかなる出来事にも感謝することさえできるようになる。
プレゼンテーション
他人を説得するためのものではなく、社会に価値と感動を提供する夢を描き、共感者を集めること。つまり、一時的な支援者ではなく、一生涯に渡って支援し続けてくださるパートナーを集めるのがプレゼンテーションである。
プレゼンテーションでは、事業の内容よりも、自分の考え方、生き方が相手に伝わる。そして、共感はそこから生まれる。プレゼンテーションの準備とは、理想とする自分の生き方を明確に描くことでもある。
プロ
他人に感動を与えるために、日々自己成長の努力をすることができる人。プロは言い訳をしない、人のせいにしない、楽を求めない。
プロはうまくいかなかった責任を環境や他人のせいにせず、自己の責任としてとらえ、全力で自己改善に取り組む。プロのライバルは昨日の自分であり、昨日できなかったことを今日できるように努力する。プロはすべて努力によって解決する。
文化
極めて強い思いを持った人々が創りあげた感動。時間が経つほど、その価値が高まっていくもの。
人間活動を究めていくと、最終的には文化になる。つまりあらゆる商品・サービスはその価値を突き詰めていくと、時代や流行を超えて多くの人々に感動を与えることができるようになる。
茶道や柔道などのように文化となった人間活動は、いかなる経済システムも超越して伝えられていく。
分析
自分自身に本当の原因があったことを知ること。そして今日から自分の行動をどのように変えるかを決めること。
部下が仕事を失敗したのは、部下の不注意に原因があるのではなく、部下が不注意をしたときのことを考えてあらかじめ対処していなかった自分に原因がある、というように分析する必要がある。なぜならば、原因は誰に対してもつくることができるからであり、さらに他人に原因があると考えた場合には、その解決は困難になるからである。過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分である。
感動と共感の新・経営用語辞典
出典:株式会社 アントレプレナーセンター 福島正伸先生
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